2008年7月7日 星期一

瑠璃の鳥 / 霜月はるか




瑠璃の鳥
詞:六浦館
曲:MANYO
歌:霜月はるか

震え届く風頬撫でゆく
静寂に抗う赤子のように

抱え込み離さなかった
籠は容易く崩れ去る

限られた時間(とき)と空間(はざま)をゆく
瑠璃の鳥示した星の兆し

月を背にした暗闇さえも
いとおしく思える
罅(ひび)割れ欠けていく
歪んだ糸模様

届かない叫びを
この胸に押さえて

翳(かざ)した手のひらすり抜けていく
思い出せもしない

打ち棄てた身体迷いの中
漂い辿り着くのは途切れた軌跡

明ける空を忌み影落とす者
望むべきものはここに無いと

踏み出した吐は脆くて
孤独のままに堕ちてゆく

閉ざされた世界を破り逃れるなら
儚い願いは叶えられるはずもない

確かな記憶を紡ぐように
悲しみが見えぬように

懼(あそ)れた答は無間(むげん)の中
出でた殼は紅く染まったー

翳した手のひらすり抜けていく
もう動くこともない

奇跡を信じた無垢の心
遠い神話のよう

光を集めた瑠璃の鳥よ
行方も分からないまま

打ち棄てた身体迷いの中
漂い辿り着くのは途切れた軌跡

沒有留言:

張貼留言